VicorのDC-DCコンバータには、簡単に並列接続できる絶縁型の電圧変換比固定のフロントエンドと、並列接続の機能を内蔵したレギュレーターがあり、冗長システムを提供します。
従来のDC-DCコンバータは800Vのバッテリーで動作し、絶縁された12Vの安定化電圧を出力しますが、通常電力変換系は1つだけです。電力変換器のなかのパワー素子のいずれかが故障した場合、12V喪失の可能性があり、車両が止まらないためには化学作用(バッテリー)を用いた冗長化が必要です。800Vのバッテリーを2つの400Vのバッテリーに分割して直列に接続することで、より優れた冗長系の構成ができます。
Vicor / Automotive Principal Field Applications Engineer
Patrick Kowalykは、20年以上にわたり、Vicorの大電力、高電力密度、高効率のソリューションを用いた電力供給課題の解決に携わっています。 Patrickは、米国にてVicor オートモーティブ事業部 プリンシパル・フィールドアプリケーション・エンジニアのリーダーであり、新しい自動車の電力供給システムを設計する電源システムエンジニアを支援しています。 イリノイ工科大学で電気工学の理学士号(B.S.) を取得しています。
Originally presented at World Congress Expo on April 18, 2023