Vicor、絶縁型DC-DCコンバータ「DCM2322」を販売開始
Vicor、絶縁型DC-DCコンバータ「DCM2322」を販売開始
従来品より小さい電力容量で小型化
Vicor (本社: 米国マサチューセッツ州、CEO: Patrizio Vinciarelli、以下:Vicor)は、絶縁型DC-DCコンバータ DCM™シリーズの新製品「DCM2322」を発表しました。
「DCM2322」は、従来品のVicor DCM™シリーズ「DCM3623」を小電力容量で小型化し、高電力密度、小型軽量で取り扱いやすく、ロボティクス、UAV、鉄道、通信、産業機器、防衛/航空宇宙などの幅広いアプリケーションに対応できる絶縁型DC-DCコンバータです。
「DCM2322」は、24.8 x 22.8 x 7.2mm と非常に小さなパッケージサイズであり、43~154V、14~72V、9~50Vの広い入力電圧範囲に対応し、出力電力35~120W、最大効率90.5%実現しました。Vicor DCM™シリーズは、Vicor独自技術である高周波ゼロ電圧スイッチング技術を用いることで、他社のDC-DCコンバータに比べて5倍の電力密度を実現し、熱的および電気的性能でDC-DCコンバータの業界をリードします。
DCM2322 ChiP 製品仕様
パッケージサイズ
- 24.8 x 22.88 x 7.2mm
43 – 154V 入力
- 3.3V 出力/ 40W
- 5V 出力/ 60W
- 12V, 15V, 24V, 28V, 48V 出力/ 120W
14 – 72V 入力
- 3.3V 出力/ 35W
- 5V 出力/ 50W
- 12V, 15V, 24V, 28V, 48V 出力/ 100W
9 – 50V 入力
- 12V, 15V, 24V, 28V, 48V 出力/ 60W
Vicor Corporationについて
Vicorは、高性能モジュール型電源コンポーネントの設計、製造、販売を行う米国(本社:マサチューセッツ州アンドーバー)の電源メーカーです。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、オートモーティブ、通信ネットワーク、産業機器、鉄道、航空宇宙防衛アプリケーションなどへ向けて、幅広く事業を展開しています。
日本法人のVicor株式会社(Vicor KK)は2017年に設立され、電源コンポーネントの販売・技術サポートを行っています。
・DCMおよび、ChiPは、Vicor Corporationの登録商標です。