Vicor to celebrate opening of the industry’s first “ChiP” fab
Vicor、”ChiP”パッケージ電源の新工場オープニング記念式典を開催
垂直統合型の生産システム導入により、AI、電気自動車、最先端の通信システム、あらゆる高成長市場に向けた電源モジュールの製造能力を増強
※ 本リリースは、2022年5月17日午前9時(米国東部時間)に発表されました。
2022年5月17日 (GLOBE NEWSWIRE) - マサチューセッツ州 アンドーバー—
5月18日、Vicorが新設した最先端の電源モジュール製造工場のオープニング記念式典が行われます。式典にはマサチューセッツ州や地域自治体の関係者、Vicorの社員及びマネージメントが出席する予定です。
Vicor独自の電源モジュールパッケージである ChiP (Converter housed in Package) の製造工場となる「ChiPファブ」は、すべて自動化された初の工場であり、生産性が高くスケーラブルな電源ChiP製造を米国内で実現します。Vicorは、お客様のさらに高度な電源要件を満たすため、高性能な電源モジュールを用いた電源システムソリューションの提供に向けて、重要な一歩を踏み出しました。
「当社の新しいChiPファブでは、サイクルタイムが短く柔軟な生産能力を持つウェーハ状のパネルに、高電力密度モジュールを製造するために必要なすべての工程を統合しました。」と、Vicorのオペレーション事業部 バイス・プレジデントのMike McNamaraは述べています。
製造拠点を米国本社の近くに置き、技術革新をリード
Vicorは41年にわたり、アンドーバー本社近傍に製造拠点を置き、世界のパワーエレクトロニクス業界において電源メーカーとして技術革新に努めてきました。そのような中で、この度のChiPファブ新設を心より嬉しく思っています。
垂直統合された新しい ChiPファブでは、特許取得済みの製造プロセスを採用しており、最高レベルの電力密度かつ、エネルギー効率に優れたソリューションを実現することで、Vicorの電源モジュールのさらなる差別化を図ります。
VicorのChiPは、半導体ウェーハ製造に類似した工程を経てパネル上に製造されます。
Vicor Corporationについて
Vicorは、高性能なモジュール型電源コンポーネントの設計、製造、販売を行う米国(本社:マサチューセッツ州アンドーバー)の電源専業メーカーです。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、オートモーティブ、通信ネットワーク、産業機器、ロボティクス、鉄道、航空防衛アプリケーションなどへ向けて、広く事業を展開しています。
日本法人のVicor株式会社(Vicor KK)は2017年に設立され、電源コンポーネントの販売・技術サポートを行っています。詳しくは、www.vicorpower.com/ja-jp をご参照ください。
Vicor は、Vicor Corporationの商標です。